初めて着物を着た時、気を付けたい仕草やポイントをご紹介していきたいと思います!
基本的には、バッグや小物などは左手に持ち、右手は何も持たずに空けておくのがポイントです。
目次
・お手洗いの時どうするの?
・階段の上り下りの所作
・椅子に座る時
・車に乗る時は?
お手洗いの時どうするの?
始めに、袖の下の方を帯締めに挟みます。

もう片方もはさみます。

着物の上前と下前を順に、帯と帯揚げの間に挟んでいきます。


同じように、襦袢も上前から順に挟みます。


お手洗いの後
お手洗いの後は、袖以外に挟んだものをほどきます。その際、写真のように"たれ"がめくれてしまう事が多いので、必ずチェックして整えて下さい。

↓

手を洗う際には、袖が邪魔になりますので帯締めに袖を挟んだまま手を洗います。
水が飛び散らない様に気を付けながら手を洗って下さい。
その際、ハンカチをアゴや衿元に挟んでおくと水はねを防げます。
階段の上り下りの所作
裾を擦らないように注意します。
うっかりすると上前を踏んでしまうことも!
【上り】右手で上前と下前を摘まみ、少し持ち上げます。(足首やふくらはぎが丸見えにならない様に気を付けて!!)
つま先で上ります。
【下り】上りと同じように、右手で上前と下前を摘まみ、少し持ち上げます。
椅子に座る時
1.右手で上前を少し引きます。

左手で太ももの辺りを前から後ろに撫で、後ろ側のももから膝裏にかけて撫で、たるみをなくします。


2.帯を潰さないように浅めに座ります。この時、膝の後ろのしわを整え直して下さい。背もたれには持たれないように。

車に乗る時は?
1.ドアを開けた状態で車に背を向け、右手で上前を少し引き上げます。
2.座席に腰を下ろし、頭を車内に入れます。
3.両足を浮かし、体を回して車に乗ります。この時に帯を潰さないように浅く座って下さい。
4.降りる時は、逆の手順で行って下さい。
※裾を汚したり、ドアに着物を挟まないように注意が必要です!
雨の日の、車の乗り降りは?
1.頭をかがめて、頭を先に車内に入れます。
2.上前を少し引き上げます。
3.裾に気を付けながら、またいで車に乗ります。
※濡れた車体に着物が触れない様に注意して下さい!
着物の所作はいくつかありますが、ポイントを押さえておけば快適に過ごせます。
是非この記事を参考にして、沢山着物でお出掛けしてください!