
寒い時期が続きますが、京都では冬の名所や見所が沢山あります。
先日まん延防止措置が適応されましたので中々お出掛けしにくいかと思いますが、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
※コロナウイルス感染拡大防止による中止や、天候により内容が変更になる場合がございます。
行事
上賀茂神社「紀元祭」 2/11
2月11日は古くは「紀元節」と言われ、神武天皇が即位された事を奉祝する日だそうです。
蹴鞠、武道などの奉納があります。
蹴鞠は中々見ることが出来ないので、お時間合う方は是非ご覧になって下さい。
三千院 「幸せを呼ぶ 初午 大根焚き」 2/11~2/14
9:00~16:00 参拝料¥700
大原の畑で有機栽培された大根を出世金色不動明王のご加護とご利益をいただけるよう特別祈祷し、大釜で炊いた大根を無料接待して頂けます。
無病息災、開運招福のご利益があると言われています。
「幸せを呼ぶ」とは素敵なネーミングですね。
是非とも行かなくては!
醍醐寺 「五大力尊仁王会」2/23
五大明王の力を授かりその化身の五大力菩薩によって、国の平和や国民の幸福を願う行事です。
御影(盗難・災難除けの御札)の授与や、奉納餅上げ大会が行われます。
※奉納餅上げ大会…五大力さんに力を奉納して無病息災・身心堅固を祈り、男性は150㎏、女性は90㎏ある大鏡餅を抱きかかえ、その時間を競う大会。
いつも感じますが、色々な所で私たちの幸せを祈って頂いているんですね。ありがたい事です。
今回は3か所のご紹介でしたが、2月の京都の行事は他にも沢山ございますので、足を運んでみて下さい。
イベント
嵯峨嵐山文華館 「絵でみる百人一首と枕草子」 前期1/29~3/7 後期3/9~4/10
一般¥900
2006年から営業していた「百人一首殿堂時雨殿」を改装し、2008年11月に「嵯峨嵐山文華館」としてリニューアルオープン。
2/20(日)に「第三回 ちはやふる小倉山杯」(競技かるた)が開催予定です。
大会開催に伴い、百人一首ゆかりの作品が展示されます。
また百人一首の歌人の一人である清少納言に因み、「枕草子」の世界をイメージさせる日本画もご紹介頂ける予定です。
着物でお出かけにはピッタリの所ですね。
清宗根付館「工藤道齋(茂道)展」2/1~2/27
一般¥1000
根付に関する専門の美術館です。
根付館は江戸後期の武家屋敷で、京都市指定有形文化財となっています。
中には火縄銃なども置いてあり、建築物も根付も両方堪能できます。
新たな根付の世界を発見して下さい。
京都タワーサンド
京都タワーサンド2Fには体験コーナーがある事をご存知でしょうか?
・七条甘春堂さんの和菓子作りでは、季節の上生菓子などを作る貴重な体験ができます。
上生菓子4点とお干菓子1点を制作し、1点はその場でお抹茶と食し他は持ち帰りとなります。
前日12時までの予約制で、所要時間は90分程度。 料金¥2750 ☎075-371-0801
・あかね屋さんでは清水焼・京扇子の絵付けや、天然石を使った念珠作りが体験できます。
こちらも予約制で、所要時間は60分程度。 料金¥1200~2600 ☎075-744-1570
土鈴、ガラス風鈴、念珠は当日お持ち帰り、湯呑、マグカップ、ガラスコップ、扇子は後日発送となるようです。
どちらも状況によっては当日予約可能との事。
花たより
梅

この時期はやはり梅!
梅から一足早く春を感じましょう。
着物で行きたい、オススメの観梅スポットをご紹介します!
北野天満宮

入園料 ¥1000(茶菓子付)
京都で「梅」と言えば、やはり天神さんの梅苑は外せません。
例年ですと、梅苑は2月上旬頃~3月中旬頃の公開。
なんと50種類もの梅が約1500本も!
毎年2/25には「梅花祭」が催されます。
城南宮
拝観料¥800
中々お目にかかれないしだれ梅が一気に約150本も見ることが出来ます!
例年の見頃は2月下旬~3月上旬頃。
城南宮では椿も一緒に見れますので、とても華やかです。
椿は約300本!
「しだれ梅と椿まつり」が2/18~3/22まで開催されます。
拝観記念品の「しだれ梅と落ち椿」手拭い授与も楽しみの一つです。
智積院
意外と知られていない隠れスポットです。
紅白の梅が美しい梅林があり、ゆっくりと見ることが出来ます。
金堂の裏にもありますので見逃し注意です!
例年の見頃は2月中旬~3月下旬頃だそうです。
2/28まで特別公開もされています。(事前予約¥900) 一期1/8~1/30 二期1/31~2/28
二期は貴賓館に当たる宸殿の、京都画壇の巨匠・堂本印象筆「婦女喫茶図」などの障壁画が公開されます。
まだまだ肌寒い京都。温かくしてお出かけください。